おかしい、は褒め言葉!
今住んでいる富山県は、
どうもHSPには住みにくい地域なんだよなあ、と思うことが多々ある。
突っ込みたいところはいろいろあるけど、
「同調圧力が強い」
ここは「みんな同じがいい」という。
同じ考えじゃないと、はじかれる。
みんな同じなんてこと、絶対にないんだよ。
考え方や価値観、やり方はみんな違う!
個性がひとりひとり違うんだから当たり前でしょ。
私は「みんな違ってみんないい」がしっくりくる。
あと
「人に迷惑をかけない」
これが違和感。
人は、人に迷惑をかけながら生きるんだよ。それが当たり前でしょ。
お互い様だよ。それでいいんだよ。
だから感謝して、今度は誰かに恩返しをしたいと思う。
迷惑かけないなんて、なんて寂しい考え方。
不幸な考え方だと思う。
人に迷惑をかけないように、子供にしつける子育てが、私は嫌だ。
私は「おかげさま」がしっくりくる。
それから
「我慢」
を教える子育てを大事にしている。
「我慢」なんて、わざわざ教えるものだろうか。
本当に不思議。
「思いやり」とか「目標」とか「ルール」とか、
そういうものに付随しているものが、我慢、だと思う。
「我慢」だけを主体にしつけられたら、不満や不安が蓄積されて、
逆にマイナス面が多いのでは?思うことが、身の回りで実に多い。
私は「我慢なんて教えなくていいから自己肯定感を育てることが大事」がしっくりくる。
いろいろ思うところはあるけれど、富山県民の価値観は、それまでの長い歴史が作り出して来たものだから、一概に一掃できるものではないし、
いい人は、ちゃーんとたくさんいる!
素敵な人のおかげで、私は幸せに生きていけることに感謝している。
そこで私は、
先日、教頭先生に
「お母さんはおかしい」と言われた件を思い出す。
私は、ここでは少数派の価値観の違う人間だから、
ここではやっぱり「おかしい」んだ。
おかしくて、よかった!
「おかしい」は褒め言葉だったんだ!